2008年6月29日日曜日

Leopardでsynergyを使ってみた。

寝過ぎをどうやって解消するものか。

こんにちは、スチールです。

すぐ2度寝しちゃうんですよね。

iBookとiMacの2つをこんな感じに使ってると



キーボードとマウスが一つにまとまらなくて不便なんですよね。

んで、いつかのMac Fanかなんかに書いてあった、
Synergyというものを試してみました。
Synergyは1つのPCのキーボードとマウスで複数のPCを
操作できるという代物。



こんな感じ。(わかりづらいか…)

WindowsにはGUIで設定できる物があってそんなに
大変じゃないらしいです。
MacにもSynergyKMというシステム環境設定
からGUIで設定できる物があるらしいのですが、
僕の環境(Leopard 10.5.3)ではうまくいきませんでした。

そんなわけで、本家のCUIの方をインストールしました。
ダウンロードはこちらから。
synergy-1.3.1-1.OSX.tar.gzっていうのをダウンロードしました。

解凍すると、中には
Change.log
doc
README
synergy.conf
synergyc
synergys
というファイルとディレクトリがあると思います。
インストールはsynergyc、synergysのどちらかを
/usr/local/bin/に移動するだけです。

ここで、使用するキーボードとマウスが接続されているマシンを
サーバー、操作されるマシンをクライアントと呼びます。
んで、サーバーにはsynergys、クライアントはsynergycを
インストールします。

移動先の/usr/local/binは不可視状態なので、Finderから
shift + cmd + gでディレクトリに移動するか、
Terminalから
sudo sp synergys /usr/local/bin/
(クライアントは上をsynergys→synergycに変更。)
を入力すればいいんじゃないかと思います(要管理者パスワード)

クライアントの方はこれで完了。
サーバー側はさらにsynergy.confファイルの編集が必要です。

とりあえずこんな感じに書いておけばいいと思います。

section: screens
iBook.local:
iMac.local:
end

section: links
iBook.local:
up = iMac.local
iMac.local:
down = iBook.local
end

これはiBookのスクリーンの上がiMacのスクリーンを
想定しています。(まさに写真の状態)
左右に並べたい場合はleft、rightという記述に書き替えれば
いいです。3台以上繋げる場合はsection: screens、section: linksに
さらにもう1台分記述を増やせばいいだけです。

iBook.local、iMac.localの部分ですが、それぞれiBook、iMacの箇所を
自分のマシンのhost名に書き替えてください。
host名を調べるにはTerminalでhostnameと入力して調べるか、
システム環境設定→共有のコンピュータ名をみてください。
.localは必ずつけてください。

synergy.confのファイルはおそらくどこにおいてもいいと思いますが、
一応僕は/etc以下に置いています。
さて、実行です。
サーバー、クライアント、どちらからはじめてもいいと思います。
サーバーの場合Terminalから
synergys -f -c /etc/synergy.conf
クライアントは
synergyc -f iBook.local
です。(iBook.localの部分は自分のサーバー名に置換してください)

-fというオプションはフロントエンドで実行するので逐一状況が
Terminalに表示されていきます。
僕はcmd + Hで隠しています。

バックグラウンドで行う場合-daemonでできそうな気がするんですが、
なぜかうまくできません。なので、他の用事でTerminalを利用する場合は
cmd + Nで新たな端末を開いたりしてください。

少々疑問点が残りますが、こんな感じです。
ちなみに今回は、日本語マニュアルを参考にして行いました。
Winとの共有もしらべればいくらでも出てきます。

また、ログイン時に自動的に実行するようなApple Scriptもあるようです。
今度暇なときにでもやってみようと思います。

では、今日はこの辺で失礼します。

んじゃっ

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